この記事ではスカウト会社を設立、開業しようとしている方へ設立方法を説明しています。
今回は、現在スカウトマンとして仕事をしている人向けではなく、店舗経営者やプロダクション経営者、または全くの未経験者向けの設立方法について解説していきます。
「未経験者がスカウト会社の開業なんてできないでしょ?」と考えるのは当然です。しかし実のところ、未経験者でもスカウトの知識が現在無くても開業する事は可能です。
開業する理由は様々あります。店舗やプロダクションであれば「求人に対して高額なギャランティを支払うのではなく、自社でスカウトマンを育成して安定的に求人をしたい。」
他業種から参入する会社であれば「単純にスカウト会社は利益率が高いので新事業として取り組みたい。」といった理由から会社設立を志すようです。
では、さっそく解説していきます。
スカウト会社設立方法
会社設立背景によって設立方法は異なります。
例えば、すでに男子スタッフを抱えており、女性商売である程度の利益を出している店舗やプロダクションと、完全他業種からの参入では事情が異なります。
また、特定業種の方とつながりがあり、スカウト行為をするうえで最初から問題が無い人と。どこのエリアでも仕事をスタートさせるツテが無い人では状況が異なります。
その人それぞれのバックボーンに合わせた説明をしていきます。
開業コンサルに依頼する
どの業種にもコンサルタントは存在しています。
スカウト会社の開業コンサルも少ないながら存在しており、利用する人も増えてきています。
一番オススメなコンサルは、スカウト会社そのものが開業コンサルも請け負っている会社です。例えばActorという有名会社がコンサルもしています。
Actorは店舗開業のコンサルもしており、幅広い開業コンサルもしているので安心して依頼できます。
他にも求人サイトや集客サイトなど、各種ポータルサイトの会社も開業コンサルとして役に立ちます。
店舗・プロダクション向け
店舗やプロダクションがスカウト会社を設立するなら、まずは会社として始めるのではなく専属スカウトマンを雇ったほうがいいでしょう。
一般的に給料は完全歩合制ですが、専属の場合は時給や月給などの固定制のシステムになります。
給料システムについては以下の記事を参照してください。
専属を雇い、自社の求人に力を入れる事から始めて、ゆくゆくは他店にも紹介して会社として利益を得る方向の方がスムーズです。
他業種向け
社長がプレイヤーとして働かないなら、経験豊富なスカウトマンを雇いましょう。
他社から引き抜く場合、高額手当や職場環境など資金はかかります。
しかし、開業コンサルに依頼する場合は経験が無くても知識は学べるので、必ずしも経験豊富なスカウトマンを雇わなくてもすみます。
開業コンサルへ支払うのか、任せるスカウトマンに支払うのか、どちらにしても開業資金はある程度必要になります。
まとめ
今回はスカウト会社の設立方法について説明しました。
オフィスなどを借りる必要が無いので初期費用は抑えられますが、人件費は惜しんではいけないのでランニングコストはかかります。
知識やノウハウが無い状態だとすぐに結果は出ないので、しばらく我慢するか、開業コンサルなどに依頼して成功までの近道を教えてもらいましょう。
軌道に乗りさえすれば年商1億は1年程度で到達します。