スカウト会社は法人化すべき?メリットはあるのか

スカウト会社は法人化すべき?メリットはあるのか

この記事では、法人化するべきか個人事業主として活動すべなのか解説しています。

スカウト会社の中には法人化してしっかりと税金をおさめている会社もあれば、個人事業主として名目は会社だが実際はグループのように活動している会社もあります。

個人事業主と会社組織どっちのほうがオススメできますか?
おかれている状況によってことなるため一概には言えません!

正直、どちらにもメリットもデメリットもあるので一概にどっちがオススメとは言えません。両方の特徴などについて解説するので、ご自分で判断してください。

法人化のメリット

スカウト会社を運営してしばらくたつと利益が増えて税金など、様々な悩みがでてきます。最初は法人化せずグループとして活動していた代表も法人化すべきか悩みだします。

「税金なんか糞くらえ!」というアウトローは別として健全に営業していれば納めるものは納めなければいけません。

では、法人化する際のメリットについて紹介します。

節税ができる

少し難しい話なので詳しくは書きませんが「給与所得控除」があるため節税効果があります。今までは個人事業主として税金を申告していたなら、それだけでも節税できます。

具体的に言うと1000万円の給与なら100万円近い節税になるため、これだけでもメリットがあると考えられます。

他にも役員社宅として家賃を経費として計上できます。これには色々な意見がありますが、最大で7割程度が経費として落とせます。50万円なら実質自己負担は15万円程度になります。

知らない人もいるかもしれませんが2年間消費税が減税されます。お店から得ているロイヤリティは消費税が含まれているため納める必要がありますが、それを設立してから2年間分は支払わなくてよくなります。

信用度が増す

当然ですが社会的に信用されるのは法人化しているほうです。資本金の金額なども重要ですが、まずは登記しているかで判断されます。

口座が個人名義よりも会社名義のほうが店舗やプロダクションからも信用されることは言うまでもありません。

社会保険が可能

従業員が厚生年金、健康保険に加入できる。会社で加入するものが社会保険で、個人なら国民健康保険です。個人なら国民健康保険で会社なら厚生年金です。

会社が一部支払うため従業員にとってはメリットでしかありません。

水商売は保険証が国民健康保険な事が多いため、不動産など各種信用機関で評価が低くなりますが、法人化していればその心配もありません。

法人化のデメリット

当然ですが、デメリットもあります。いいことばかりであれば個人事業主と悩まずにすぐに法人化すればいいだけです。ではさっそくデメリットも見ていきましょう。

費用がかかる

会社設立には業者に依頼をして様々な手続きが必要で、およそ20万円はかかってしまいます。手続きだけでそれくらいかかりますが、他にも必要経費はあります。

オフィスが必要なので、敷金や礼金などの不動産費用や、オフィス用品も一式そろえる必要があります。今まで喫茶店のみで面接をしていたグループはこのお金がかかると覚悟してください。

運営していくために税理士費用や家賃など様々な経費がかかるのでランニング費用も増えます。


働きやすさランキング

東京だけで200社を超えると言われているスカウト会社で、安心して高収入を得るために、働きやすさをランキングにしました。仕事先を探すのに役立ててください。